機械の弱点と応用について | ミズーノの戯言

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パチ・スロ業界の表と裏を中途半端に行き来する最底辺による
業界観察ブログ&ボヤき

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皆様こんにちわ。

 

戯言のお時間です。

 

 

先日、数年振りにリーチ目のまま捨てられているノーマル(ハナビ)を発見。

誰がどう見ても完璧な空き台であることを確認した後、疑いながら着席。

最初は2枚掛け等のワナかとも思いましたが

騙されたつもりで1G回したところ、当然のようにリーチ目が出現。

案の定REGだったわけですが・・・こういうこともあるんですね。

まぁ、結果的にREGで獲得したコインを飲ませ、追加投資。

リーチ目を拾って負けるとか今のパチスロはどうなってんだ!(自業自得)

 


そんなことはともかく

 


昨今、青田刈りに定評のあるパチンコ・パチスロ業界でありますが

三共の「タイガーマスク仕様」が一瞬で規制?された様子。

仕様的に登場前から(これヤバいんじゃないの?)と囁かれてはいましたが

ここまで素早い対応をするとはちょっと予想外でありました。

これではメーカーが画期的なシステムを思いついたとしても

製品化するのは難しいのではないかと考えちゃいますよね・・・。

 

 

噂に聞いたところでは

パチンコの仕様に関する部分で近いうちに何らかの変更があるらしく

現在それに関する話し合いが持たれているんだとか。

ニコナナで配信しているポッカ吉田氏の番組によると

パカパカ当たりで玉が1個以上入賞するようになるとか

VSTに関する何らかの規制?のようなモノが話し合われているとのこと。

それらが規制強化なのか多少の緩和なのか、現時点で定かではありませんが・・・

個人的にゲーム性の幅を狭くするような規制はヤメていただきたい。

ただ、こんな状況であっても天下一閃のような機械が出たりするわけで

どうにもパチンコの出玉基準は良く分からない部分が多いですね。

もちろん良い意味で。

 

 

一瞬で駆け抜けた感のある2016年

まさにパチスロで例えるならART駆け抜け100枚終了にも近く

流れる時間の速さに対し、自身が年をとったことを実感させられる今日この頃。

まぁ、1年を振り返ってみると特に喜ばしい出来事はなく

人間関係や個人の意識の変化に伴い、状況を不意に変化させられたようなことが目立ち

昨今では無かった危機意識が芽生えた1年でもありました。

私生活での新しい発見としては、今までスルーしていた海外ドラマの視聴を開始。

最近、アニメに飽きてきたということもあり

見応えのある海外ドラマは色々な意味で刺激になることが多かったですね。

オススメはやはり「ウォーキングデッド」と「ゲームオブスローンズ」

世界的に支持される作品にはそれなりの理由があるんだなと、納得。

どちらも日本では100%不可能なスケールで制作されており

アメリカ人のエンターテイメントに対する情熱を再認識。

エログロに規制ばかりかけるのが日本のエンターテイメントでありますが

真剣にエログロを追求し、物語に落とし込んだ際の感情移入具合は強烈。

いやマジで、この業界も牛乳吹いてる場合じゃねぇだろと。

 


パチンコ・パチスロ業界では射倖性に関する影響が徐々に浮き彫りとなり

現実の非情さというものを身に染みるケースが多かったですね。

ホールに足を運ぶ頻度が落ちたという人は多いと思いますが

そういった浮き沈みを繰り返してきた業界ではあるので

今後3年くらいは我慢の時期が続くのではないかと思われます。

 


が・・・

 


まぁでも、結局は慣れっちゃ慣れであるというか

低射幸性であっても面白い機械は登場してくると思うので

そこまで悲観する必要は無いんじゃないかと思いますけどね。

もちろん個人的な願望込みの話ですが。

 


私生活では、約10年飼育していた愛蛇「カワグチ」がお亡くなりとなり

心に小さな穴が空いてしまった気がします。

 


これはもう経験した人にしか分かりませんが

ペットでは定番の犬猫ではなく「ヘビを飼う」という行為は

一般的に「変わった人」という印象を与えてしまうばかりか

家族からは変態扱いをされ、家を出て行けと罵られるだけでなく

男であれば異性からの「恋愛対象外認定」を受ける、まさにイバラの道。

自分はそこまで考えずに飼い始めてしまったのですが・・・

ヘビという生き物が、ここまで世間から嫌悪された生物だとは思いませんでした。

 

 

ただ、ヘビと共に生活をしていると気が付かされることが多くあり

何というか、まるで自分を見ているような気分。

必要最低限の行動しかせず、基本はシェルターの中に篭ってばかり。

動き始めたと思えば水を飲み、のんびりとシェルターに戻る。

当然、犬や猫のような自己主張は皆無。

かまって欲しいという概念自体が存在せず、人になつくことはなく

慣れるというのが精一杯であろうというのが自分の受けた印象。

 

 

まんま自分ですねこれ。

 

 

あまりにも自分と似ている部分ばかりが目立ち

これも運命だったのかなと乙女のような妄想をしてしまうわけです。

自分で購入したペットが亡くなるというのは人生初の経験。

別に爬虫類オタクではないので、特に可愛がるという感じでもなく

必要最低限のケアしかしていなかった感じではありましたが

いることが当然だった存在が消えるというのはやっぱり寂しかったですね。

 

 

まぁ、そんなことはともかく今回のテーマ

テーマは「機械の弱点と応用」について。

 

 

過ぎた1年はとても早く感じるものですが

もちろん何も考えずに日々を過ごしていたわけではなく

新基準機という「今後のパチンコ&パチスロ業界」というものに対し

攻めうる手段があるかどうかを常に考え続けていた感じであり

そういった意味では大きな自信に繋がった1年ではありました。

 


パチンコやパチスロに対する認識は人それぞれであり

遠隔やらホルコン操作という言葉を持ち出し

100%遊技者が負けるように出来ていると考えている人も中には存在。

ただし、現実はそこまで厳しい感じではなく

勝つための方法さえ理解していれば、誰でも勝ててしまうのがパチ&スロ。

近所に優良店が無いという人もいると思われますが

それであっても負けない立ち回りというのは案外可能だったりします。

 

 

そもそも、基本的に自分は通っているホールに一切期待しておらず

着席する台は「全て設定1前提」で遊技することを心掛けており

余程のことが無い限り終日1台を粘るということがありません。

まぁ、極度の飽き性というのも大きな理由ですけど。

 

 

そんな自分でありますが、勝つための方法は常に模索しており

パチスロの立ち回りで最も意識していることは「機械の弱点」探し。

天井やCZという、パチンコには無い要素がパチスロの特徴ですが

ゲーム性やパチスロの中身を理解していると

今まで気が付かなかった新しいモノが見えてきたりするわけです。

 


例えば旧基準機なら初代「魔法少女まどかマギカ」

これは状況を可能な限り都合よく設定して考えた場合ですが

初当たりのプチボーナス中にお菓子の魔女変身前が出現したとしましょう。

この時点で次回天国以上が確定となるわけですが

ボーナス後すぐにスイカ成立からマジチャレに突入し、見事BIGボーナス当選。

そしてBIG消化中に「ほむら揃い」を達成し、ART突入まで確定したというケース。

 

 

天国中にCZや小役直撃でボーナス当選した場合であれば

モード転落無しという機械の特徴があるわけですが、これはある意味弱点?

自分であれば、BIG最終3Gからナビ無視をしてでもRTをパンクさせます。

RTパンク状態でARTに突入した場合でも、当然ART準備中になるわけですが

この最中にも現在ゲームが進んでいくという1つの特徴があります。

これを利用して、ボーナス前兆によるART強制継続を狙うというモノですね。

仮にART突入まで10G掛かったということであれば

コインは現状維持ですが、10G乗せたのと同様の価値があり

駆け抜けたとしても、後半に集中しやすい天国中振り分けに助けられ

1セット得をするというケースもあったりするわけです。

まぁ、もちろんいくつかのデメリットも存在しておりますが

自身の経験と結果を照らし合わせた結果、パンクさせた方が期待値は高く

それにより助けられた経験が何度もあるという事実。

ハーデスの天井前で下段黄7が3連した後に変則押しするのも同様であり

知っているのと知らないのでは、出玉に大きな変化が出てしまうわけです。

 

 

こういった、システムの特徴を理解した「弱点」というものは

新基準機であっても少なからず存在しており

雑誌等では絶対に紹介されることの無い、特殊な知識介入。

ゾーン狙いや天井狙いといった立ち回りの軸があるとしたら

その中に追加する形で、期待値だけを向上させる方法ですね。

もちろんこういった部分は誰かに教えてもらうのではなく

自分自身で実践して、早期に発見することが何よりも重要であります。

 

 

先日、ニコ生で久々のパチスロ配信となった「ヴァーミリオン」もまさにそれ。

 

 

未視聴の方もいるかと思われますので、再度説明致しますと

皇帝揃いもしくはART中に確定役を引き、残りストックが確定している状態では

ART最終ゲーム目前でRTをパンクさせる方が間違いなく機械割がUPします。

特に、皇帝揃いからの3発目(※上2つUB)放出タイミングであれば必須。

ヴァーミリオンはゴッド凱旋と異なり、いわゆる「Gゾーン」での告知タイミングが

凱旋等に比べ5G目を選択しにくいという特徴があり、1G目告知も普通に発生。

RT状態を転落させるためには押し順リプの押し順不正解もしくは

ベルこぼし目を出さなければいけないわけですが・・・

押し順不問リプレイの割合がそれなりに高いということもあり

RT状態を維持したまま次UBが告知されるケースが多いんですよね。

 

 

何故RTをわざわざパンクさせるのか?

 

 

機械を実際に触ったことが無ければこんな感じの疑問を持つ人もいそうですが

ヴァーミリオンではRT状態のまま次回UBを告知されてしまうと

準備状態をカットし、最速でUBに突入してしまうという特徴があります。

もちろん、RT状態を維持した場合はコインこそ減りませんが

UB準備中の「覚醒抽選」を受けられないというデメリットが発生。

仮に、次がケルベロス担当のUBであればそこまで大きな影響はありませんが

オーディンorバハムートが出現するとした場合であれば、話は別。

 

特にバハムートは覚醒以上に昇格した際の破壊力がケタ違いであり

覚醒=バハムート2回分、超覚醒であれば3回分の破壊力と言っても過言ではなく

結果的に1度でも「意図的なパンク」の恩恵を受けることが出来れば

稼動に対するトータル機械割が変化するレベルの絶大な恩恵となるわけです。

 

ヴァーミリオンでは皇帝揃い時に必ずどちらかが出現するだけでなく

3回目のUBで登場するケースが大半ということで

タイミングまでバッチリ合わせることが可能というのも実に都合が良い。

 


ちなみに、ギャップCT非搭載でART純増が1.6枚を超える機械であれば

長期的な視野で見ればAT状態であってもコインが減ることはほぼありません。

1日の遊技に対してコインを減らさない状態を増やせるということは

通常時以外で確定役を成立させるタイミングを増やせるということでもあり

色々な意味でメリットが多いというのも特徴の1つ。

 


自分は単純に設定狙いをするという立ち回りではなく

こういった「弱点」を見つけることで、周りに差を付けていくことが多く

ちょっと前であれば「スーパーブラックジャック2」なんかはまさにそれ。

過去、ジパングに導入されていた機械であれば「マジカルセブン」

ART終了後、ベルこぼしまで変則押し推奨というメーカー公認の裏技術介入ですね。

未だ大人気のバジリスク絆も、AT中にBCが確定した場合は告知まで変則押しが基本。

これに関しては既にほとんどの遊技者が実践しているのではないかと思われますが

知っているのと知らないのでは多少差が出るお得要素から

中には設定毎の機械割さえも変化させてしまうような介入要素というものが

パチスロには少なからず存在しているわけであります。(無い機械もありますが)

 


これはパチンコにおいても言えることであり

過去の例であれば「ファフナー」なんかはまさにそれ。

最近であれば羽根物「サンダードラゴン」の直撃率UP打法が良い例。

どうやらこの手順を紹介した雑誌にメーカーが激怒したらしく

現在であっても本格的に揉めているという噂でありますが

メーカーによってはそれほどに「触れて欲しくない部分」だったりします。

 


他にも似たような例を出すのであれば「ペナルティ」なんかもそれ。

でちゃうの髭原人がハーデス実戦でペナルティ中に全回転フリーズを発生させ

ネット等でその映像が話題になったことがありました。

新基準機に移行したことで通常時のペナルティは消滅しましたが

本来、ペナルティという部分がグレーという扱いだったため

メーカー側がそれらを映像に載せることを好まない傾向があったらしく

基本的にそういったイレギュラーはカットされていたぽいですね。

そういう意味では「でちゃう」の映像は貴重とも言えますが。

 


まぁ、そんなことはともかく

 


こういった機械の弱点というのは世間に認知された時点で終了というか

表に出た時点で場合によっては最速撤去というケースもありえるため

ライバルがいない状況で気付いてこそ意味があるわけです。

 


パチンコで2016年に自分が発見した「気付き」の1つに

機械のゲージを利用した回転数アップというモノがあります。

旧基準と新基準のゲージには部分的な変更箇所がいくつかあり

代表的なモノを挙げるのであれば「盤面左側のフロック」

旧基準機では、とにかくスタートに入賞させることを最優先と考え

スタート入賞を目的としたストローク調整を行うのが当たり前でしたが

新たに「フロック入賞し易いストローク=スタート入賞UP」というケースも

機械によってはありえるのではないかと考えております。

 


パチンコ稼働を増やすという目的で臨んだ2016年でありましたが

恐らく、自分自身のパチンコ稼働量は昨今でも過去最高。(※ハネモノ含まず)

パチンコで生計を立てているようなプロの方々であれば当然なのでしょうが

1回転の積み重ねや、1玉の積み重ねというモノを強烈に実感しましたね。

逆に、現実の厳しさを痛感した1年でもあったというか

パチンコは1度の初当たりで得られる出玉獲得量に大きなムラが発生するため

パチスロと比較して勝てていることをとにかく実感しにくいですね。

自分は基本的に景品交換をせず、100%貯玉するというスタンスですが

貯玉を確認することで勝てていることを実感できているというか

気分的にはプラマイゼロ程度の手応えしかないというのも事実。

 

 

ホント、日々の積み重ねって侮れないなと。

まぁ、ミドルやライトミドルで大幅な欠損が出たモノを

甘デジで補填するというような展開が1年を通して続いていた感じなので

余計にそう感じるんだとは思いますが。

 

 

そんな感じで「機械の弱点」に注目していた1年でありましたが

自分自身の結論は「まだ戦える!」という、それなりの自信であり

パチンコ・パチスロの本当の意味での引退はまだまだ先になりそうな予感。

一時の感情による引退は数えられないくらい経験しておりますが

何だかんだ言いつつも、やはり自分はパチ&スロが好き。

正直申しまして、退屈すぎて大嫌いだった「デジパチ」でありますが

現在では全く抵抗なく遊技することが出来るようになったのも大きな進歩。

 

 

まぁ、パチンコで生活するというのはとてもオススメ出来るモノではありませんが

勝つための技術や知識をスキルとして身に付けておくことはわりと重要。

 

 

社会に出て会社所属した際、会社に不満が無いという人は皆無に等しく

誰しもが少なからず不満やストレスを抱えているわけです。

中には家族を養うために人生を会社に捧げる自分自身を疑問視している人も存在。

だからといって、会社を辞めるというわけにもいかず

苦悩している人というのは想像以上に多いのではないでしょうか?

 


性格の悪すぎる上司に、会社を辞めるか○○をするか選択しろと迫られ

信念を曲げてまで従った経験があるという人も中にはいるはず。

これを世間ではパワハラというらしいのですが

こんなケースは中小企業であれば当たり前のように起きることであり

実際はその上司に社員を解雇する権限が無かったとしても

そういった言い回しでプレッシャーをかけたがる人間はわりと多く

それを承知した上で、必要悪として残している会社も存在。

自分は過去に所属した会社でそういった現場を何度となく見てきましたが

そういった際の心の支えこそ「パチ&スロで勝てる」というスキル。

仮に仕事を辞めたとしても、生活自体は困らないという心の強さがあれば

多少の自己主張をする余裕が生まれたり、それがプラスに作用することも?

 


だからといって、スキルに甘えた考えをするというのはどうかと思いますが

自分自身の信念を曲げないため、自分を支えるための手段として

パチンコやパチスロを利用するという心意気は

決して恥ずべきことではないのではないかと自分は考えてますね。

まぁ、それをわざわざ口に出す必要はありませんがw

 


ということで今回の戯言は終了。


次回の戯言でお会いしましょう。