パチンコ日報

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日本のカジノは大成功間違いなし!

出版不況と言われて久しいが、それでも会社を存続させるために出版社は企画もののムック本も手掛けていかなければならない。

国が大阪IRカジノの建設にGOサインを出したことで、出版社が注目しているのはカジノ関連本だ。

大阪IRの運営主体になるMGMは、当初の開業予定を2029年秋から冬としていたが、2030年の1月から6月にずれ込む見通しを発表している。いずれにしても開業までまだ7年もある。ムック本の準備期間もたっぷりある。

編集者はムック本の企画を立てる上で、カジノの客層とパチンコの客層はかぶることが想定されているので、現在のパチンコユーザーの心理を探る上で参考にしたのが、パチンコ日報のコメント欄だった。

「今過去1年分まで遡ってコメント欄を読んでいるところですが、長文のコメントが多いことに驚いています。中には読解力のないコメントもありますが、何歳ぐらいの人が書いているのか想像しながら読むだけでも楽しい」(編集者)

カジノが開業したらパチンコ業界にどの程度の影響を及ぼすか。そこも編集者の関心どころだ。で、彼の見立てでは、大阪IRから半径2キロ、移動時間で30分圏内のホールは影響を受けると読む一方で、「日本のカジノは大成功する」と断言する。

その心は。

「海外にはパチンコ店はないが、日本には全国至る所にパチンコ店がある。ギャンブルには慣れているのですんなりカジノへ行く。ましてや、パチンコ店よりもカジノの方が、ペイ率が高いとなれば、パチンコからカジノへ移る人は必ず一定数いる。カジノがリピート率を上げるにはペイ率を上げればいい」

大阪には6000台のスロットマシンが取り揃えられる予定だ。大成功するということは、そのフロアがパチンコから流れた客で満杯になるということか?

しかしオペレーターにとっての大成功とは客の頭数ではない。ましてやスロット客はオペレーターからするとゴミ扱いだ。富裕層を取り込むことが必須だが、ジャンケット禁止の日本では、この問題がクリアされていない。 

この出版社ではインバウンド客にパチンコに関する街頭インタビューを行った。100人にパチンコを知っているかと質問したところ、「知っている」と答えたのは6%だった。さらにやった人はわずかに1%だった。知っていてやらなかった人の理由は「やり方が分からないから」。日本人でも初心者はまったくやり方が分からないぐらいだから、外国人客にはかなりハードルが高い。しかし、その分、インバウンド客の伸びしろがあるのは、パチンコだと感じた。

理想はインバウンド客によってパチンコもカジノも共に繁盛することだ。パチンコとカジノを対比した面白いムック本が出来上がることを期待したい。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. カジノ
    換金は法的にクリア

    パチンコ
    換金は違法

    この違いは大きい

    読解力のないコメントの記述
    そうだね
    読解力のない日報コメント
    多いよな
    快速  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 快速

  3. くだらない中身の無い長文コメント多いよね
    なんでこいつらこんなに必死なのかなとは思ってた
    業界人  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 業界人

  5. ベトナム、台湾にあるでしょー
    猫オヤジ  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 猫オヤジ

  7. 今日の記事を読んでいて、ずっと引っかかっていたことがある。
    カジノは元は、外貨獲得目的だった。だが、この編集者は、
    カジノに行く人は完全に日本人と確定している。
    外貨獲得のインバウンド客が遊ぶのではなく、日本人が遊ぶと
    思っていて、それで日本人はギャンブルに慣れているから大成功と言っている。
    自分からすれば、外貨獲得できずむしろ外国のオペレーターに一枚噛まれて
    むしろ日本の金が外部に
    流れることになるのに、何故大成功間違いないというのかがわからなかった。
    よくよく考えてみたが、この編集者は恐らくギャンブルをしたことがないのだ。
    だから、カジノで遊ぶ人は全て「ギャンブルをする人」なのだ。
    インバウンド客と日本人という二択ではなく、ギャンブルする人しない人の
    二択なのだ。ギャンブルをする人から金を得て日本の収入になる。
    だから、大成功なのだ。
    これは、IRを推進している議員連中にも当てはまるだろう。
    彼らも基本的にギャンブルをする人間ではない。
    彼らにしてみれば、カジノでお金を落としてくるのなら、インバウンド客でも
    国内のギャンブル好きでも、どちらでも構わない、どちらも同じなのだ。
    だから、外貨獲得という建前から日本人ダメだったのが、入場料払えば
    日本人でも遊んでいいよという方針転換をしても、少しも気にしない。
    営業一号さんは「理想はインバウンド客によってパチンコもカジノも共に繁盛することだ。」
    と書いているが、
    ここがギャンブルをする人しない人との思考の違いであろう。
    インバウンド客に期待しているということは、オペレーターと同じ思考で
    国内のギャンブル好きはもう既に良客足りえないと感じているから。
    編集者は今の国内のギャンブル好きの実態を知らないからこそ、客として
    カジノに呼び込めれば大成功間違いなしと思っているのだ。
    さて国内のパチ好きは、オペレーターの言うとおりカジノの良客足りえないのか?
    それとも編集者の思うとおりカジノのいい栄養分なのか?
    一般ゆーざー  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 一般ゆーざー

  9. パチ好きがカジノ行くかいかないかについて、
    現時点で「入場料かかるから行かない」タイプは、
    お金目的というよりあくまでも生活地にパチ屋あるから行くタイプ。だから4パチ20スロから先に進めない。
    だから全国10ヵ所、
    札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、高松、広島、福岡、那覇にのみ作り、
    入場料2000円で週3回月10回まで。
    そのかわりフリードリンク、
    規制大幅緩和、射幸心規制撤廃、
    レートも庶民は400パチ2000スロまで打て、
    VIP客はさらなるハイレート台を打てる。法的上限なしでカジノ裁量任せ。だからその気なら1億パチ5億スロも可。
    法律も「パチンコ法」を作り遊技なんて言い訳ではなく、
    正式にギャンブルとする。
    所得税もかかる。
    半島北部への送金は法律で禁止。日本国のために使うよう明記。

    これはインバウンド関係なく、
    ギャンブルするかしないかでもなく、
    「ギャンブルが日常か非日常か」。

    つまりパチンコを非日常にしてしまえば解決する。
    カジノ即時解禁希望  »このコメントに返信
  10. ピンバック: カジノ即時解禁希望

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