パチンコ日報

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利益を取り過ぎる業界からの脱却には20万円の新台を

必要以上に目先の利益を追い求めてきたのはホールだけでなくメーカーも然り。業界が肥大化してしまってすぐにダイエットが出来ないのと同じで、肥大化した組織を維持するために、客数・販売台数が減ろうとも利益追求をやめることはできない。利益を追求しないと自らを維持できないからだ。

メーカーが機械代を下げられないのは、まさにこの状況で、販売台数が減れば売り上げを維持するためには機械代の値上げしかない。

この状況を打開するにはパチンコ業界にもアイリスオーヤマのような遊技機メーカーが登場することが望まれる。

同社はコロナ禍でも大手家電メーカーを尻目に業績を伸ばし続けている。躍進する理由は、世の中の変化に敏感に対応する力、消費者目線での製品開発力、価格競争力などといわれている。中でも注目されているのは、材登用力だ。大手家電メーカーを辞めた技術者が何10人も採用され、彼らが開発した商品がヒットしている。

大手メーカー時代は歯車の一つでしかなかった技術者が、同社では商品開発の主役となることができたともいわれている。

パチンコ業界のアイリスオーヤマのようなメーカーが登場したとすれば…イノベーションを起こす画期的な遊技機を20万円台で提供…そんなことを想像するだけでもワクワクする。

新台価格が下がれば、ホールも無理して新台導入時から粗利を取ることなく、遊技機とファンを育成することができる。

以下はハンドルネーム「糖質0」氏のコメントだ。

ホールが利益を取り過ぎてるのが問題。
これに尽きる。
客が離れる理由はなんも難しい事じゃない。
誰もがわかる。
客が遊べないという単純な事。
極端に勝たせろなんて事じゃない。
トータルで客が勝てるなどありえないわけだから。

まったく遊べないのが問題。
うまく飼いならせていないのが問題。
客単価が高すぎるのが問題。
要するに記事の一文であるパチンコが本来の“役割を果たせていない”わけだ。
存在意義が無くなってきているんだよ。

ホールの事情など客には一切関係ない。
「ホールの事を考えて金を使ってくれ」
とか
「大型店ばかりじゃなく客がいない店にも遊びに行ってくれ」
なんて事をほざく馬鹿ホール関係者がこの日報にもいるが、客の事を考えられない人間が都合よく求めるな。
仕入れに金がかかるから仕方ないとか知らない。

維持費に莫大な費用が掛かるとか知らない。

それを理由に客を減らしたい(減らすしかない)なら自店倒産、規模縮小、業界衰退を受け入れるしかない。
客増加に売上維持、どちらも取りたいなんて無理。
泣き言いって何かが変わるか?

はたから見れば客を減らす営業をしてるのに客が減って大変だと嘆くのが理解不能。
苦悩もあるだろうが図式は至極単純。
出来ないなら暗い未来を受け入れろ。
無駄に発展しすぎた末路だ。
この現状こそが進んできた道だ。

以上


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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 「ホールが利益を取り過ぎてるのが問題。」
    と言うのは疑問ですが、
    「うまく飼いならせていないのが問題。
    客単価が高すぎるのが問題。」
    と言う点には一人のパチンコファンの立場から納得です。

    パブロフの犬という話があり、犬に餌を出すさいにブザーを鳴らすと、
    ブザーを鳴らすだけで、犬はヨダレが出るようになるそうです。
    遊技機も、この原理を応用し、派手な演出をすると大当たりになる様にしていますが、
    最近は派手な演出ばかりで、当たらないこともあり
    そもそもあたっても確変にならないと500発で終わったりと
    パブロフの犬の原理を遊技機メーカーが理解していないのではないかと感じます。
    メーカーの怠慢には呆れ果てます。
    負けても楽しい遊技機を開発しなさい。

    一方、客単価が高いというお客には疑問です。
    例えば頻繁に新台を導入せずに、
    50玉交換LN制で海物語の様か波の穏やかな玉単価の低い台を揃えれば、
    お客の負担の少ない営業ができますが、
    はたして、
    お客は来てくれるでしょうか?

    目先の欲にかられて、水が低きに流れる様に、高価交換で、波の洗い新台のあるホール企業に向かうのではありませんか? 
    そして、自らが選択した結果と理解せずに、回らない客単価が高いとぼやくでしょう。

    お客の意識改革も必要なのです。
    中堅ホール企業でも、良心的なホール企業を探し、そこに通う賢い消費者になって頂きたいと、皆様と同じパチンコファンの立場から切に思います。
    元ベビーユーザー  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 元ベビーユーザー

  3. はい。
    意識改革でパチンコは止めてました。
    もう日報も卒業します。
    有り難うございました!
    賢い消費者  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 賢い消費者

  5. メーカーは、売り上げが減り、値上げをして利益を確保。ホールは、減った利益を差玉、差枚数でより店にプラスになるようにして利益を確保。
    普通の会社では、売上が減れば利益が減るが、自分達の利益維持のために簡単に値上げして売り上げが減る前の同等の利益を確保しようとしているんだから。で、自分達の人件費等のコストを見直さない。自分達のコストは削りたくないから。最初に自分達の利益ありきだから。
    決して、原材料の高騰による値上げではないのである。
    客は、金儲け目的だからパチンコ、スロットで金儲けが出来ない人から減っていく。で、客が減れば当然の売り上げが減り、利益が減るから更に出さなくなりまた客が減る。この繰り返し。この業界は減ったら値上げで対応だから。ホールならば、更に出さない設定で、差玉、差枚数がどれだけ店のプラスになっているかだけ。最初から利益維持ありき。
    他の業界なら、値上げではなくて、どうしたら客数を増やすかを最初に考えるから。
    匿名希望  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 匿名希望

  7. トータルで客が勝てるなどありえないわけだから。

    だから、客は減ったんだよ。とあるアンケートにてやめた理由が、金儲けが出来ない、その1台の生涯稼働において客のプラスにならない、が大多数を示していたんだよ。客は、その1台の生涯稼働において客のプラスになっているかだけ。全台、毎日設定1、渋釘営業だから、客に勝たせる気が一切なしの設定だから。客は、その1台の生涯稼働において客のプラスになっているかだけ。させる気があれば客は増える。客は、資産運用目的だから。
    ディスクアップのような台で初めて客と対等に出来るレベル。その1台をビタ押し成功率が100パーセントだけの人だけで回したら店の赤字だから。その代わり、技術介入が必要だが。
    匿名希望  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 匿名希望

  9. ユーザー目線で言うと、機械代を下げて何か意味あるのか?って思いますけど。
    私はただの1ユーザーですのでその目線で言いますが、潤っているメーカーから貧窮するホールへ一部の金が移動するだけで客にはなんら変化無し、ってのが率直な感想です。
    厳しい状況のホールが今までの補填をするだけでその先のユーザーへは届かないでしょ?
    これは言い切れるレベルですよ。それくらいホールの信用はありません。
    結果的には機械代相応の、言っちゃえば今よりも色々とショボくなった機械になったのに、客の金銭状況は今までと何ら変わらない。
    こうなると今まで以上に客は減るでしょう。

    こう考えると、この業界衰退を占める要因がいかにホールにあるかって言うのがわかります。
    名無し  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 名無し

  11. 羽モノにしたって、V入賞率が1/45とかそんな台がゴロゴロしている。そんな羽モノ打ったら、あっという間に1万円負ける。台のネカセが悪過ぎるTOKIOばかりで残念。
    甘デジにしたって、12〜13回くらいしか回らない台ばかりだし、まだ設定1のパチスロの方が、マシじゃないかと思うくらい。
    こんな営業をしなければ店舗を運営できないのなら、もはや遊戯として成立していないのだから、とっとと閉店すれば良いのにと思ってしまう。
    そんな状況でも朝から打つ客がいるんだから、日本にはまだまだ金持ちが多いのだなと感心してしまう。
    サファイア  »このコメントに返信
  12. ピンバック: サファイア

  13. きっと現状で20万の新台がスタンダードになっても高粗利率は変わらないと思います。安い中古「数万円」を買っても初日から酷いから。
    徳島県のノヴィルさん「屋号ミリオン」が小さいメーカーを傘下にいれているからメーカー退職者、安い機械を作りたい同志を募り実行してほしいです。
    猫オヤジ  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 猫オヤジ

  15. 極論言うならば、メーカーもホールももっともっと減らないとダメってことだよ。
    巨体維持なんて絶対に無理なんだから。
    生き残ろうとすればするほど状況は悪くなる。
    だがそんなこと言われても1企業としてはそう簡単にたたむことなんてできないわなぁ。
    何て言うか…、特効薬的なものでも出てこない限り、残念ながら詰んでるってことなんだよ。
    通行人  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 通行人

  17. メーカーは機歴をチラつかせれば、まだまだクソ台を買うホールが多すぎるから、高く売る。
    ホールという単位で簡単に客単価をアップ。

    ホールはクソ釘にして簡単に客単価アップ。
    未だに、いつ出るかもわからない「良台かもしれない台」の為に、終わりのないを投資する。それが客の重荷になっている要因なのにです。
    そんな投資をし続けるなら、キッパリと買わずに高騰した中古台買ってる方がトータルで安いはずでしょう。

    普通の企業であれば、客単価上げようとすれば、相当試行錯誤して、お客さんがこの価格でも満足できるように苦労しますよ。
    メーカーもホールのこの当たり前を考えない?考えないようにしてる?どっちかわかりませんが、実行しない。
    子どもでも思いつくレベルの客単価アップの方法ですよね。

    普通の企業と同じ一般客への商売なので、この業界特有なんぞ、ただの言い訳で思考停止ですからね。
    あと、こんな釘でも1日粗利〜千円しかないとかたまに見ますが、客層の年収考えた事ありますか?
    例えば粗利が1日1000円で設置したとして、1ヶ月で150万吸い込んで147万吐き出した台と、50万吸い込んだ47万吐き出した台は利益としたら同じですが、短期での客の財布事情は雲泥の差ですよね。今のスペックは何万発出るよという謳い文句だけの為に、前者寄りの様な荒い物ばかり。
    客層の年収考えたらこういう事も考えるのが当たり前ですよね、メーカーにホールさん。
    警察がスペックダウンさせたのは、こういう視点からマイルドにしてくれという事だったと僕は考えています。
    でも、メーカーとホールが客が減る様な方向ばかりに向かって警察もお手上げなんじゃないですかね。
    ⁉︎  »このコメントに返信
  18. ピンバック: ⁉︎

  19. 飼いならすって・・・
    マジか
    吐き気がする  »このコメントに返信
  20. ピンバック: 吐き気がする

  21. >>ホールが利益を取り過ぎてるのが問題。
    これに尽きる。

    平成初期、私が初心者の頃通っていたパチ屋の交換率は2.2円の7枚交換でした。スロットは1機種、2号機アラジンが40台くらいかな?設置されていました。土日ともなれば満席に近い稼働でしたが、出玉はイマイチな印象でした。で、最近2号機アラジンの機械割ってナンボだったのだろう?と調べてみたら、驚愕の設定1で86%だそうで 笑(1=86 2=88 3=90 4=94 5=105 6=114・wiki)まぁ・・あの当時の数値など眉唾で正規品なんてあったの?とも思いますが。。。

    大盛況だった時代ですらも恐らく最近以上に利益を取っていたのでは?と当時を顧みて思います。しかし当時はモーニングやら開放台やら連チャン機やら裏モノやら、様々な撒き餌が散らされ、ボーダーという正攻法よりもそういったイベント的な要素に誤魔化されて、客はそれを楽しんでいたのだと思います。

    それが出来ないからガチンコの釘勝負に今はなってるワケで。
    釘と設定を等価や高価で営業すれば、それはこうなりますて。。
    横並  »このコメントに返信
  22. ピンバック: 横並

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