今年のパチスロ業界について | ミズーノの戯言

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パチ・スロ業界の表と裏を中途半端に行き来する最底辺による
業界観察ブログ&ボヤき

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皆様こんにちわ。
戯言のお時間です。


年末年始を利用して進めていた
FF14 6.0最新パッチ「暁月のフィナーレ」をクリア
ネタバレに配慮し内容には触れませんが
ゲーム内における大きな区切りの1つということで
過去最高に力が入っていたというだけでなく
前作パッチをも超えるような内容&感動を含め
本当に素晴らしいゲーム体験をさせてもらえたなと。


待ち時間のカット目的でやりたくもない
ヒーラー職を続けていた自分でありますが
前作パッチ以降、NPCキャラを使ったダンジョン攻略等
ストレスフリーのメイン進行が可能になったことで
ヒーラーを続ける意味が無くなったような気が。



逆にボス戦はオンラインパーティー専用となるだけでなく
プレイヤースキルが低いと足を引っ張りまくるので
若干申し訳なささえも感じたりすることもあり
次のパッチ更新に向けてジョブチェンジを検討中。


まぁ、クリア後のエンドコンテンツに興味が無いので
FF14はしばらく休眠ということになると思いますが
大勢のプレイヤーの期待に応えるだけでなく
その期待を超えるようなストーリー展開含め
14開発スタッフの優秀さには驚かされるばかり。


未経験の人間であれば、その広大な世界だけでなく
今後到来するであろうメタバース時代の早期体験という意味でも
1度プレイすることをオススメしますね!無料プレイ可能なので。
特に40代前後のファミコン&スーファミ世代ということであれば
より一層その世界観を楽しめるのではないかと思いますね。


まぁ、そんなことはともかく


先日、友人であり強敵であり好敵手
最強子供部屋おじさん
キングオブキッズルームこと「ボブ君」を伴い
1月で撤去される旧基準遊技機(パチ&スロ)の
打ち納めを行うべく、ホールに足を運んで参りました。

すき家への誘いを除き、子供部屋から出ないボブ君ですが
彼の給料日を知っていることもあって、給料日直後を狙って
連絡を入れることで、子供部屋から引きずり出すことに成功。


ボブ君が「北斗無双」を狙うとのことだったので
自分も隣でチョロ打ちしようかと思っていたわけですが
トイレで用を済ませてから北斗無双の島に向かったところ
何と、ボブ君の着席している2つ隣に
遊タイムまで残り500回転のガロを発見



ボブ君の立ち回り&視野の狭さに衝撃を受けつつも
座らない理由が無いレベルなので当然着席。
波の荒さにストレスを感じたくないという理由で
普段はアマしか打たない自分でありますが
遊タイム搭載機ということであれば当然打ちます、はい。



まぁ、こんな空き台に遭遇するという時点で
それなりにツイている1日ということなのか
投資2Kでアッサリと大当たり!

しかも運良く確変に突入しただけでなく
そこから9連 獲得出玉12000玉弱


コロナ禍以降、全くパチンコに触れなかったため
数年振りにMAX機で連チャンを経験しただけでなく
P基準による爆速出玉を初体験したわけですが…

なにこのパチスロ遊技機との温度差

高射幸性好きには好評の現行P基準でありますが
冗談抜きで過去最高レベルの射幸性とでもいうか
確変終了後も止まらない払い出し音までが1つの演出
脳を焼かれた人が多発しているという意見にも納得。

こりゃあ焼かれますわ

自分はわりとダラダラしたロングSTが好きなので
アッサリと終了するタイプは敬遠しがちなのですが
早い勝負が好きな人にはP基準て最適ですよね。


が…


勝負が短くなるほど技術介入区間も削られ気味なので
誰が打っても同じ結果に落ち着きやすいという弱点もあり
技術で立ち回る層には微妙に都合が悪い機械。
楽しい時間が一瞬で終了するという見方も出来るので
この辺りの好き嫌いは分かれそうですが…


確変終了後も止まる気配のない賞球払い出し音で
余韻に浸る感覚というのはパチンコ人生で初めてかも。


そんな自分の2つ隣で北斗無双に金を入れ続けるボブ君。
自分も北斗無双の打ち納めのつもりでしたが
牙狼の出玉でお腹いっぱいになり、パチスロ島に移動。


乙女ダークネスで全く楽しい経験をしたことがないので
散財する気分で牙狼の勝ち分を溶かしていたわけですが
1時間後、ボコボコにされたボブ君が自分の隣に着席。

投資3Kくらいでフリーズした結果
AT開始直後には完走確定モードとなり
2400枚獲得するだけの作業に移行したわけですが…

完走確定後の消化試合感って微妙ですよね。

高純増であれば気になりませんが
乙女ダークネスの純増速度であの消化はマジで苦行。
目押しベルが来ないと全く増えていかないため
消化中にストレスばかり溜まるんですよね。



ボブ君も偶然下ブレしたんだと思いたいですが
2400枚到達までに1300GくらいAT消化
公表純増は2.2らしいですが、正直疑わしいレベル
最初はニコニコしていた微笑みデブも
あまりの増えなさとストレスによって笑顔が消え
いつものボブ君に戻ってましたね。


ちなみに個人的な過去最高に退屈な大当たり消化は
ブッチギリで5号機「涼宮ハルヒの憂鬱」であり
過去1200G上乗せからスタートしたART消化中
あまりの増えなさ&つまらなさに耐え兼ねた結果
お金を払ってピエール君に代打ちを依頼した唯一の台
更には3時間2万円という破格のギャラを支払ったのに
退屈過ぎて2度と打ちたくない  と文句まで言われた記憶が。



今回、それを超えるレベルの衝撃だったというか
他人の遊技でお腹いっぱいになるとか初めての経験かも。


6号機「星矢SP」なんかも同様ですが
最初から千日戦争が開始されるような展開よりも
ストック6個くらいでスタートするくらいが面白く
若干余裕を持ちながらも、ハラハラとしたAT消化が可能。


序盤で完走が確定することは確かに嬉しいですが
今後はそこに至るまでの魅せ方というのも
遊技機の課題になっていくかもしれないですね。


そして、先日都内に帰ったタイミングで
三洋の「海物語3R2スペシャル」も初打ち。


技術介入要素が極めて高い3Rゲージの最新作
このシリーズには本当にお世話になっているというか
結構なボッタ店であっても勝負になることが多く
真剣にパチンコで小遣い稼ぎをしたいという方には
個人的に最もオススメしたいシリーズがこれ。


甘デジでありながら確変75%ループということで
基本は4R 6カウント 12玉払い出しではあるものの
そこそこオーバー入賞を見込めるゲージ設計ということで
技術自慢には嬉しい設計になっている気がしますね。
そして、通常図柄後も時短20回転+残保留


このスペックであれば引き戻し込みで
一撃万発超えも起きえてしまうと思うので
過去の甘海シリーズにおいても尖った設計ではないかと。
近隣店舗に導入が無いのが悔やまれますが
都内で生活していたらメイン機種になる予感。
ハズレない魚群は中毒性ありますよね、マジで。



ということで今回のテーマ
テーマは「今年のパチスロ業界」について



先日、平和オリンピアから
早期退職者に関するガイダンスが発表されました。
大手企業にありがちなリストラ方法でありますが
これにより今後のパチスロ事業の縮小が表面化。

これはちょっと寂しいニュースですよね。

12月登場ということで完全にノーマークでしたが
個人的に平オリの「主役は銭形3」が
2021年の最高傑作なのでは?と感じさせられるほど
出玉バランスが優れていることもあって
平オリのパチスロ事業縮小は結構ショック。


平オリは設定1でも100%を超えるような
機械の甘さにあまえた設計というのは控え目であり
昔からホールが利益を取れる出玉設計が特徴。


昨年は稼働云々の前に全く機械が売れなかったため
パチスロ部門の業績は散々だったと思われますが
「麻雀4」も「銭形3」も導入したホールでは
そこそこ動いているというか、稼働は良い部類。
少なくとも自分が足を運んでいるホールでは
終日ゼロ回転の6号機島でも連日稼働している遊技機。


特に銭形3はその導入の少なさもあってか
実際に打ったことのある人が少ないらしく
惜しい気分にさせられる1台であります。


麻雀4のような100枚ATとは全く違う
BIG400枚+目押し不要の押し順消化というだけでなく
4リール機では初めて?というレベルでゲーム性的にも
楽しめる部分が多く、個人的に麻雀4よりも好印象!
いよいよ4リール筐体の時代が来たか!と期待したところ
今回のリストラ予告発生であります。


まぁ、遅かれ早かれこうなることは予想出来ましたが
昨今の半導体不足により機械サイクルに大幅な滞りが発生。
そして、それらがパチ&スロ遊技機業界だけではなく
自動車業界や家電業界にも深刻な影響を与えていることで
半導体不足の解消にはまだまだ時間がかかることも確定済。


結果、既に魅力のない産業になりつつある「遊技機産業」
機械を売りたくても台数を作れないということもあって
ここ数年、遊技機へのコストカットが表面化した結果
最新の6号機「エヴァ」のAT消化画面では
初号機がお手上げ状態のポーズで立ち尽くすだけという
信じられないようなチープさに仕上がっているわけですが
流石にそろそろプレイヤーにもバレていそうな予感。
エヴァってそれなりに大型版権だったはずなのに
こんな粗末に扱われるとか、ある意味衝撃かもw


前述した平オリの「うまい棒」だけでなく
サミーの「ガメラ」「アラジン」「ディスク」といった
復刻シリーズも基本はコストカットされた遊技機であり
ユニバの6号機ノーマル機を振り返ってみても
地味なモノばかりであることに気付くはず。


そして、こういったコストカットの流れは今後も
どんどん加速していくのではないかと思いますね。



従来であればメーカーも高射幸性を実現させるため
それなりに攻めた出玉設計を行ったりもしましたが
そういった部分に関しても妥協が当たり前となり
波の荒い最高108%前後の遊技機というのが
主流になっていくのではないかと。


まぁ、遊技機開発コストに関しては
今までが異常だったというのも事実であり
たいした販売見込みも期待できないような遊技機でさえも
液晶開発費に億単位のコストが掛かっていただけでなく
40万の遊技機が翌月には数万円で取引されるといった
他業種であれば暴動レベルの値崩れも当たり前。


普通の産業に回帰しているという見方も出来ますが
サミーのような工夫したコストカットとは異なる
ただただ手抜きで仕上げただけのような遊技機の場合
半日で放置されるようなケースも珍しくないですよね。


モンハン黄金とかね!


そんなパチスロ業界でありますが
いよいよ5号機の終焉を迎えるということで
1月末と共に、結構な数のホールが星になるという噂ですが
実際、どの程度まで減少するのかは予測不可能。


案外しぶとく生き残るホールもあるでしょうが
5号機ジャグラーの抜けた際の代替機が見つからず
ベニヤ対応するホールも相当数あるのではないかと。


とりあえず、知人の店長さんいわく
都内の場合、テナントでの営業は相当に厳しいらしく
自社物件でなければ利益確保もままならない状態とのこと。

今後はホール経営も大きく変化していくでしょうね。


ちなみに、自宅の近所のボッタ店


過去、何度も閉店危機が囁かれたものの
その都度ボッタノウハウを駆使して苦境を乗り切り
今現在に至るまで生き残ってきた歴史が存在。


4号機時代の終焉ギリギリまで1台も5号機を導入せず
最後までストックを消したポパイと俺の空を看板にし続け
パチスロ島を一斉にベニヤへとシフトしてみたり
6号機時代に突入しても、基本は格安中古しか導入せず
機械代金を最低レベルまで削減していたりと徹底。


客は全くいないのに、何故か潰れないという
田舎のボッタホールの典型だったりするわけですが
まぁ、現状では一番利口な運営方法だと思いますね。


とりあえず、半導体不足によって遊技機が
満足に生産できないという現状がある限り
若干遊技機のレギュレーションを緩くしたところで
爆発的なヒットは起こりにくいだけでなく
大量生産も不可能という、縛りが付いた状態。


更にはコロナ禍によって当初の計画にはない
イレギュラーが発生しているというのも事実。
過去、大きな規制緩和というのはありませんでしたが
日本の経済活動を活発にさせるためのカンフル剤として
スマートパチスロで大きな変化が起きるという可能性も
少なからずゼロではないのではないか?と予想してますね。


そして、旧基準もいよいよ最後の瞬間であります。

自分はもう別れを済ませた気分でありましたが

結局良い経験を1度もすることが出来なかった

番長3をツッパしてみるのもありなのかも?と考えてみたり。
皆さま、後悔の無い立ち回りを!


ということで今回の戯言は終了。

次回の戯言でお会いしましょう。